無線機を宅配買取に出すときの梱包方法|故障・破損を防ぐ送り方と、そのまま送ってよいもの


こんにちは。アマチュア無線機買取専門店「長戸無線」の長尾です。

長戸無線には、関東だけでなく全国の方から無線機のご相談をいただきます。LINEでシャックの写真を送っていただき、おおよその金額をお伝えすると、次によく聞かれるのがこの質問です。

「無線機って、どうやって送ればいいんですか?」

固定機は重く、前面にはツマミやメーターが並んでいます。ハンディ機にはアンテナやバッテリーが付いていますし、真空管式のリグやリニアアンプは中に割れ物を抱えています。長年使ってきた機材が輸送中に傷んでしまうのは避けたいところです。そこで今回は、無線機を宅配買取に出すときの梱包のポイントと、「そのまま送っていただいて大丈夫なもの」について書いてみようと思います。

動作確認や掃除はしなくて大丈夫です

梱包の前に、いちばんお伝えしたいことから書きます。

無線機は、そのままの状態でお送りください。

長く電源を入れていない機械を、送る前に確かめようとして通電するのは、できれば避けてください。古い無線機は、コンデンサーの劣化などで、久しぶりの通電がかえって故障のきっかけになることがあります。動作未確認のままで構いません。査定では、こちらで状態を見たうえで金額をお出しします。

ホコリや汚れも、そのままで大丈夫です。パネルを強くこすると、文字や目盛りの印刷が薄くなることがあります。気になる場合は、乾いた柔らかい布で軽く拭く程度にしてください。

元箱があれば、いちばん安心です

購入時の元箱と、中の発泡スチロールなどの緩衝材が残っていれば、それに入れて送るのがいちばん安全です。メーカーが輸送を想定して作った箱なので、機械がぴったり固定されます。元箱そのものも、査定でプラスに見られることがあります。

元箱がない場合も、ご家庭にある段ボールで十分に梱包できます。

固定機の梱包

HF機やV/UHF機などの固定機は、重さがあるぶん、箱の中で動かないようにすることが大切です。

1. 本体を包む
まず本体全体を、プチプチ(気泡緩衝材)やタオル、毛布などで包みます。特に前面パネルのツマミ・メーター・ダイヤルは、ぶつかると折れたり割れたりしやすい部分なので、厚めに巻いてください。

2. ひと回り大きな箱に入れる
本体より、上下左右に数センチずつ余裕のある段ボールを用意します。箱の底に丸めた新聞紙や緩衝材を敷いてから本体を入れ、すき間にもしっかり詰めます。振っても中身が動かない状態が目安です。

3. ツマミ側を下にしない
箱の中では、前面パネルが下や外側に強く押し付けられないように置いてください。重い機械ほど、ツマミに体重がかかると折れやすくなります。

ハンディ機・モービル機の梱包

アンテナは外して、別に包む
ハンディ機のアンテナは、付けたままだと根元に力がかかって折れることがあります。外せるものは外して、本体とは別に包んでください。

バッテリーについて
バッテリーパックは、外せるものは外して一緒に入れていただいて構いません。ただし、膨らんでいるバッテリーや、液漏れしている電池は、運送会社の規定で送れない場合があります。気になるものがあれば、発送前にご相談ください。

1台ずつ包む
複数台をまとめて送る場合も、本体同士がぶつからないよう、1台ずつ包んでください。

真空管式のリグ・リニアアンプ

真空管を使った無線機やリニアアンプは、特に慎重に扱っていただきたいお品物です。

真空管は、ご自身で抜かずにそのままで構いません。慣れていない方が無理に抜くと、ピンを曲げたり、ガラスを割ったりすることがあります。そのうえで、本体全体を厚めに緩衝材で包み、箱の中でしっかり固定してください。

予備の真空管が別にある場合は、1本ずつ紙で包み、小さな箱に入れてから同梱していただくと安心です。

また、大型のリニアアンプや重い安定化電源は、宅配便の重さやサイズの上限を超えることがあります。その場合は無理に梱包せず、出張買取をご検討ください。

そのまま一緒に送っていただけるもの

無線機本体以外にも、こんなものが残っていれば一緒にお送りください。

  • 純正マイク、ハンドマイク、スタンドマイク
  • 電源ケーブル、DCコード、モービルブラケット
  • 取扱説明書、回路図、元箱
  • 電鍵、パドル、SWR計、アンテナチューナー
  • オプションのフィルターやユニット

ケーブル類は、軽く束ねて袋に入れていただければ十分です。「これは値段がつかないだろう」と思うものでも、まとめて拝見すると評価できることがあります。

タワー・アンテナ・大量の機材は出張買取で

タワーやビームアンテナ、ローテーター、何台もの無線機など、梱包が難しいものや量が多い場合は、無理に宅配で送っていただく必要はありません。長戸無線では出張買取も全国対応で承っています。運び出しが難しいものも、そのままの状態でご相談ください。

身分証のコピーを忘れずに

宅配買取では、古物営業法にもとづき、本人確認書類が必要です。運転免許証や健康保険証などのコピーを箱に同封していただくか、LINEでお写真をお送りください。健康保険証の場合は、「記号・番号」と「保険者番号」を隠したものをご用意ください。

送る前に、まずはシャックの写真を1枚

長戸無線の宅配買取は、お手持ちの箱に梱包して着払いで送っていただくだけで、送料・査定料はかかりません。査定額にご納得いただけない場合も、キャンセル料や返送料はいただきません。

いきなり送るのが不安な方は、まず公式LINEに無線機の写真を送ってください。型番が読めなくても、シャック全体の写真1枚からでも機種を特定してお返事します。梱包の仕方で迷うところがあれば、そのときに一緒に確認しましょう。

LINEは24時間受付、お電話は夜22時まで年中無休です。押し入れや物置に眠っている無線機があれば、どうぞお気軽にご相談ください。

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